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中国人兵士、日本人が落とした財を返すため夜中1時まで現場に

 南省麗江市の武装警察・森林支隊政治処の邱国海主任は14日午後4時、同支隊宛ての小包を受け取った。上海から送られてきその小包を邱主任が開けると、「正義を守り、清廉潔白に」と刺繍された真っ赤な旗が感謝状を添えて入れられているのが目に飛び込んできた。小包の送り主は上海で働く日本人で、感謝状には同支隊の兵士・崔汝成さんが大金入りの財布を拾って返してくれたという感動のエピソードがつづられていた。中国人民解放軍系のニュースサイト「中国軍網」が報じた。 

 邱主任から、崔さんの善行について報告を受けた、支隊で政治工作などを担当している部門の幹部・鞏立剛氏は、崔さんを呼び出して「何があったのか」と聞くと、火災現場から戻ったばかりだった崔さんは一瞬何のことか思い出せなかったという。そして邱主任から感謝状を受け取った崔さんはやっと、4月19日午後8時ごろ、世界遺産に登録されているナシ族の集落「束河古鎮」の入り口を通りがかった際のことを思い出した。崔さんは当時、人民元の札束と10枚以上の銀行のカード、さらにパスポートなどが入っている皮製の財布が落ちているのを発見。すぐに大きな声で周囲の人尋ねたものの、落とし主は現れなかった。落とし主は困っているに違いないと考えた崔さんは、財布が落ちていた場所に立って、落とし主が現れるのを待った。それでも、待っても待っても現れず、ついに夜中の1時に。そこで、崔さんは付近の束河派出所を見つけ、状況を説明したうえで、財布を警察に委ねた。そして、次の日の正午12時、崔さんは警察から「落とし主が現れて、受け渡しの手続きも終わった」という連絡を受けた。

 落とし主は若い日本人観光客の若月英則さん。現在上海で働いているという若月さんは、観光中に落としたという財布が見つかった時、崔さんに向かって何度もお辞儀。文化大革命(1976-1977)の頃に、革命のために自分の生涯を捧げたことで有名な「『雷鋒』のような兵士だ」と称賛した。さらに若月さんは500元(約6千円)を崔さんのポケットに入れようとしたものの、崔さんに丁重に断られたという。崔さんは部隊に戻ってからこのエピソードを誰にも話しておらず、周囲の人は今回若月さんから旗と感謝状が送られてきて初めて知ったという。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年5月16日

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gangqi   2012-05-16106.172.173.*
私も、Great Wall Hotelの前で、腹痛を起こした時、ロシア大使館警備員とその向かいのホテルの前の武装警官に、腹が痛いと訴えたことがある。そうすると、このホテルのトイレを使えと指示され、それで良いんだと、ひどく安心した記憶がある。日本では、普通、大きなホテルのトイレを借りるという発想をしないので、不安だった。
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