青島で2013年・2014年世界セーリング選手権開催
青島はこのほど、世界セーリング選手権アジア大会の開催権を見事獲得、2013年10月12日から19日、および2014年10月11日から18日の2大会を開催することとなった。中国新聞社が伝えた。
青島市重大国際帆船試合(イベント)活動組織委員会の副主席を務める青島奥帆都市発展促進会の臧愛民・常務副会長は17日、記者会見の席上で、開催の決定を発表した。青島は、メルボルン(オーストラリア)、パルマ・デ・マリョルカ(スペイン)、イエール(フランス)など世界有数の「ヨットの都」と肩を並べ、世界セーリング選手権を開催する中国初の都市となった。
国際セーリング連盟(ISAF)のジェローム・ペルス事務局長は、「セーリング競技はアジアで急成長しており、中国・青島は、ISAFが世界セーリング選手権アジア大会の開催都市を選定する上で求められる条件が十分に備わっている。2013年以降、世界セーリング選手権は、青島さらにはオーストラリア・フランス・スペインが参戦し、名実ともに備わった国際競技大会となる。ISAFは、中国セーリング協会と青島セーリング協会が、世界トップクラスのセーリング選手を誘致し世界選手権を成功させるために惜しみない努力を注いでくれることに感謝する」と述べた。
セーリング世界選手権は、ISAFが毎年開催する重要大会のひとつで、オリンピックと同じ競技種(級)で行われる。出場選手にとって大きな実績となるトップクラスの大会であることから、世界中からセーリングの名選手たちが集まってくる。2009年と2010年に行われた2大会には、65国家・地域から2千人の選手が出場した。これまでに、メルボルン(オーストラリア)、マイアミ(米国)、ラ・パルマ(スペイン・カナリア諸島)、イエール(フランス)、メデンブリック(オランダ)、ウェアマス(英国)キール(ドイツ)など世界有数のセーリング都市で開催されてきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年5月18日