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作業着姿の卒業写真が中国のネット上で話題に、ストレスのはけ口?

 広東外語外貿大学ジャーナリズム学部広告学科の卒業生30人余りが撮影した作業員風の卒業写真が最近、中国のネット上で話題になり、論議を呼んでいる。これまで、大学の卒業写真と言えば、厳かな雰囲気のするアカデミックドレスを着て撮るのが一般的だったが、現代の若者はオリジナリティある卒業写真を好むようになっている。このような現象は、大学生のアイデンティティーや社会的位置付けの変化を浮き彫りにしているのではないだろうか。中国国営の「新華社通信」(電子版)が報じた。

 ▽「作業員風卒業写真」には賛否両論

 「作業員風卒業写真」に写っている大学生らは、作業着姿にヘルメットをかぶり、電気のこぎりやスパナなどを持つなど、出稼ぎ労働者のような格好をしている。

 吉林大学3年生の張豪さんは、「このような卒業写真は独創的でおもしろい。卒業生らはオリジナリティある方法で青春や学生生活に別れを告げている」と述べている。また、吉林大学大学院の2年生賈壮さんも、「いま街中に大学生があふれている。卒業生の中には賃金などの水準が出稼ぎ労働者とほとんど変わらない人もいる。このような写真を撮ることには、大学生の就職に対する考え方の変化が現れており、いいことだ」と肯定的な意見を述べる人も少なくない。

 一方、否定的な姿勢を見せる市民もいる。例えば、社会に出て10年以上になるという、吉林省長春市の市民・張さんは、「私たちが大学を卒業した当時、大学生は栄光あるインテリと見られており、決してこんな姿ではなかった」とし、このような写真は出稼ぎ労働者をさげすむもので、エリート意識がまったく見られないと嘆く。

 実際には、「作業員風卒業写真」のようなものの出現は今に始まったことではない。近年、大学の卒業写真はこれまでのアカデミックドレスを着るなどありきたりのものではなく、チャイナドレスや漢族の伝統衣装・漢服、蓑(みの)など、独創性ある衣装を着て撮るというのが流行となっている。中には仏教の「千手観音」(せんじゅかんのん)や女性コントグループ「幽霊組合」、明(1368 - 1644年)の時代の物語「唐伯虎点秋香」、1912年に中華民国が設立された時代の「民国風」などをテーマにした卒業写真がネット上で人気になった。また、「女子大生のミニスカート姿の卒業写真」や「女子大生が筋肉モリモリの男性に囲まれた卒業写真」など、さらに個性的な卒業写真も珍しくない。

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