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勤め人を圧迫する「三大ストレス」 中科院報告

 「職場」という言葉から、「ストレス」を連想する人は非常に多いだろう。仕事では緊張の連続、気を遣う事ばかりの毎日、次から次へとやって来る緊急用件などなど、中国の勤め人は思わず何度もため息をつき、ついにはぐったり疲れ果てる。生命時報が報じた。

 中国科学院(中科院)心理研究所組織・従業員促進センターと求人サイトの国内最大手・智聯招聘(Zhaopin.com)はこのほど、「職場のメンタルヘルスに関する調査研究」と題する最新報告書を発表、勤め人の「もろく弱い」心理状態が浮き彫りになった。

 勤め人5609人を対象に実施された今回のオンライン調査によると、長期にわたるオーバーワークとストレスの影響を受け、「健康状態がかなり思わしくない」と答えた回答者は全体の3分の1に達した。年齢別では、26-35歳の割合が最も多かった。また、彼らの「バランス指数」は平均48.22と、ライフワークバランスがかなり崩れている実態が明らかになった。メンタル面での問題が最も際立っていたのは26-30歳で、特に男性に顕著だった。ストレスの原因に関する調査では、「社会のサポート不足」「過大な仕事上でのリスク」「モチベーション不足」の3つが、勤め人のメンタルヘルスを脅かす三大ストレスとなっていることが判明した。

 アジア・ポジティブ心理研究院の汪氷・首席研究員は、「今回の調査結果によって、我々が自分の心の声を聴くことを怠り、メンタル面での調整を疎かにしてきた事実が明るみに出た」との見方を示した。調査によると、勤め人が娯楽やレジャーに費やす時間は、1週間の総時間のわずか12.2%にとどまった。しかも、この余暇時間のほとんどは、「自宅で休む」ことに使われ、外で活動することは少ない。これは、他人との交流を好まず、自分の本音を打ち明けようとしない現代人の「個人志向」も反映している。

 決して生活にゆとりがあるとは言えず、「金を稼げばすぐに出て行く」状態の毎日に、勤め人は誰でも、ある種の不安を抱えている。このような大きなプレッシャーに直面する我々は、そのストレスを上手に解消し、環境にうまく適応する術(すべ)を学ぶ必要がある。

 第一に、可能な限り多くのサポーターを各方面で得ておくことだ。感情的な支えとなるネットワークを築いておき、家族、友人、職場の同僚が助けを必要とした時、彼らがあなたを頼れるようにしておく。また、取引先、上司、パートナーなどと重要な人間関係を自ら進んで築き、維持しておくことも大切だ。いざとなった時に、自分が孤立無援になることを避けられる。

 次に、マイナスの感情が生じたら、直ちに追い払うこと。不安な気持ちが頭をもたげ、いらいら、緊張、焦燥などを感じたら、それらのマイナス感情を自分からしばし「隔離」し、それらの感情が収まってくるのを待って、客観的立場から自分の胸の内を分析してみる。そうすれば、大抵、「生活とプライベートをしっかり分ける」必要性に自ら気づき、囚われた心を適宜分散することができる。

 最後に、実行力を高め、作業を「簡単なもの」にすることも肝要だ。複数のタスクを分類し、タスクの遂行を妨害する要因を排除し、段階的に処理を行う時間管理法を参考にすることで、自分の思考パターンが明瞭になり、焦りが軽減する。脳が「栄養不足」だと感じたときには、無理をせず、絵を描いたり、明るい色彩の美しいものを見たりすることで、心身の癒しを求めるとよい。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年6月1日

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