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中国の大学受験費用、過去35年で数万倍 (2)

 北京市第一五九中学・高等学校に通う高校三年生の陽陽さんは、大学受験用健康診断を受けた後、毎日「微量栄養素を摂取できる」某有名ブランドのサプリメントを取り始めた。一瓶120錠入り、価格は約400元(約5千円)、毎日2、3錠服用している。このほか、あるブランドの牛乳も、毎日3、4パック飲んでいる。母親の楊莉さんは、教科別に3人の家庭教師を楊陽さんにつけ、費用は毎週1400元(約1万7500円)かかる。楊莉さんはさらに、「受験用アパート」を1日288元(約3600円)で借りている。これ以外に、2日間の試験日に雨が降るかもしれないと、送迎用の輪タクも予約手配した。

 楊陽さんは、「私の大学受験のために、両親は『月光族(その月の給料を全部使い果たす人々)』になってしまいました。家庭教師代、サプリメント代、受験用アパートなど、受験のための費用は、1カ月1万元近くに上っています」と話した。

 南昌市第二中学・高等学校の呉勤校長は、「大学受験費用と言えば、基本的には、出願料など微々たるものです。しかし、補習大、サプリメント代、住居費などのプラスアルファによって出費はぐんと跳ね上がります。経済条件がごく普通の家庭でも、やはりよその家と同じように、学校の近くに2千元(約2万5千円)を出してアパートを借り、子供の勉強に付き添ってやります。それをしなければ、親は子供に申し訳なさを感じるものです」と語った。
  
 寧夏回族自治区社会科学院文化研究所の牛智副所長は、「物質面で投資する背後には、保護者が受ける『精神的苦痛』があり、それは数値化できません。これではまるで、試されているのは受験生本人ではなく、親の方です」とコメントした。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年6月8日

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