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中国の大学生、卒業写真で個性を表現

 シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ 」(The Straits Times)は6月11日、「卒業を迎える学生は、大学生活を終える際に一つの儀式に参加しなければならない。それはアカデミックドレスを着用し、卒業証書を手に持っての記念撮影だ」とする記事を掲載した。

 しかし中国の学生の卒業写真は少し違う。ある西安市の学生は学食に座り、ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」の真似をして撮影を行った。南京市の女子大生は、青い上着と深い色のスカートを特徴とする、「中華民国風」の撮影を行った。広東外語外貿大学の卒業生の間では、赤色のヘルメットが人気だ。同大学の学生らは、ヘルメットをかぶった労働者の写真を撮ることで、着実で堅実な生活を送れることを願った。環球時報が伝えた。

 これらすべての卒業写真が大真面目に撮られたものとは限らない。思い出に残る写真を撮影し、大学最後の瞬間を思い切り楽しもうとする人も多い。ある学生は、「中国の学生は深刻なプレッシャーを受けています。最後のチャンスを活かし、開放的な気分にひたりたいのです」と語った。

 一部では、これらの卒業写真が中国の若者の精神を反映している、とする見方がある。中国の若者文化に関する本の著者は、「このような面白い写真が撮れるのは、卒業生たちがゲーム感覚で創造力を発揮できるからだ。これは10年前の卒業生にはなかったことだ」と指摘した。

 今年の卒業生の多くは90年代生まれで、個性をより重視する。同氏は、「今時の若者は、自己表現のために工夫をこらし、昔の人と比べて伝統を覆すことに意欲的だ」と語った。

 若者たちが写真により表現する風格もまた、現代中国で流行しているサブカルチャーを反映している。その内の一つが「小清新」(静かであっさりとしたライフスタイル)だ。「小清新」を志向する若者は自分の音楽・映画・書籍を、新鮮な空気のように純粋なものにしようとする。彼らは卒業写真でも昔懐かしい学生服などを着用し、純粋で素朴な思い出を演出している。

 「小清新」と相反するのは性・恐怖・暴力を好む、いわゆる「重口味」(濃い目の味)だ。彼らは自殺の真似やキスシーンを取り入れた卒業写真を撮影し、見る者を驚かせたり笑わせたりしている。一部の人は、度を越していると表情をこわばらせているが、「4年間の大学生活は、彼らにとって最も自由な日々。彼らがさよならを言い別れる際に、度を越した卒業写真を撮ったとしても、驚くには値しない」とする意見もある。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年6月14日

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