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「中国 王朝の至宝」展、日本4都市で巡回開催

21日、「中国 王朝の至宝」展記者会見に出席した俳優の中井貴一さん

 東京国立博物館は21日の記者会見で、中日国交正常化40周年を記念し、10月10日から12月24日まで、「中国 王朝の至宝」展を開催すると発表した。「阿育王(アショカ王)塔」など貴重な文化財168点が日本で披露される。

 東京国立博物館学芸企画部の松本伸之介部長は、「今回展示される文化財168点は、中国10省にある31の博物館から精選したもので、夏朝から宋朝までの歴代王朝の首都・中心部から見つかった最も代表的な文化財ばかりだ。国宝一級文化財が全体の60%占める。特に、四川省成都市で2001年に発見された金沙遺跡から出土した金製仮面や2008年に南京で発見されたアショカ王塔などの珍宝は、日本では初公開となる」と述べた。

 今展の最も大きな特徴は、展覧会では従来ご法度だった「比較」という方法を導入している点にある。同一時期、あるいは近い時期に中国に存在した2つの王朝が残した文化財を比較することで、来場者はより直感的に、中国文化の多様性や相違性をより深く知ることができる。展覧会は6つの章に分けられている。第1章のテーマは「王朝の曙光」で、四川の金(蜀王朝)と中原の青銅(夏・殷朝)が比較されている。第2章は、「群雄の光」をテーマに、南方の神秘(楚王朝)と中原の伝統(斉、魯王朝)の対比が行われている。第3章のテーマは、「最初の統一王朝」で、絶対的権力が生んだ破格の美(親王朝)と安定かつ高尚・優雅なスタイルによって育まれた美(漢王朝)が比べられている。第4章のテーマは「南北の対立」で、ピュアで新しい北方文化(北朝)と盛んな伝統文化(南朝)の対比が行われている。第5章は、「世界帝国の出現」をテーマに、繁栄の極みに達した「国際都市・長安」と神聖な宗教都市(洛陽)が比較されている。第6章のテーマは、「近代の前兆」で、あふれんばかりの北方民族文化(遼王朝)と気高い精神性を備えた漢民族文化(宋朝)の対比が行われている。

 日本放送協会(NHK)は、今展の開催を機に、ドキュメンタリー映画3本を放映している。「高倉健の後継者」と称される俳優の中井貴一さんが、このドキュメンタリー映画のガイド役を務める。中井さんは21日の記者会見で、「こうした記録映画を通して中日両国の相互理解を深め、互いに手を取り合ってすばらしい文化を一緒に創造していきたい」と希望を述べた。

 「中国 王朝の至宝」展は、東京国立博物館、中国文物(文化財)交流センター、NHK、毎日新聞社、朝日新聞社が共同で開催する。東京展覧が終わると、神戸市立博物館(2013年2月2日-4月7日)、名古屋市博物館(2013年4月24日-6月23日)、九州国立博物館(2013年7月9日-9月16日)の各地を巡る予定。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年6月25日

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