上海市、全市大気品質データの発表を開始
上海市は27日より、PM2.5(微小粒子状物質)データの観測地点を、これまでの国設観測地点2カ所から、中国環境保護部が認定する国設観測地点10カ所へと拡大し、さらに全市のPM2.5平均濃度の発表を開始した。人民日報が伝えた。
上海は3月8日、国設観測地点2カ所でPM2.5テスト観測データ発表を開始した。上海市環境保護局はこのほど期日通りに、全市10カ所の観測機器取り付けを完了した。市民は、上海市環境モニタリングセンターの公式サイトを通じ、各観測地点および全市平均の過去数時間の濃度、過去24時間の濃度の平均値、過去24時間の濃度変化のグラフを閲覧することができる。観測地点は主に、人口の密集する市街地に分布しており、観測地点の設置およびモニタリング方法は、国家の「環境大気品質モニタリング技術マニュアル(試行)」、「環境大気品質自動モニタリング技術マニュアル(HJ 193-2005)」の要求を満たしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年6月27日