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「中日間の観光は安いほど良いとは限らない」中国観光局(東京)代表

 2012年は中日国交正常化40周年に当たる。では、近年、中日関係はどのように変化しているのだろう。筆者はこのほど、中国国家観光局東京駐在事務所の張西竜首席代表を取材した。張首席代表は「日本から中国に向かう旅行者の費用はすでに底値に達しているという問題を直視しなければならない。両国の観光業界はあらゆる手を尽くして市場を向上させ、前向きで健全な発展に導かなければならない」と指摘した。中国共産党の機関紙「人民日報」のニュースサイト「人民網」が報じた。

 張首席代表のコメントの要旨は以下の通り。

 訪中日本人観光客の市場はすでに高度に成熟した市場となっており、このような市場では必ず、新たな旅行のスタイルを求めるニーズが出てくる。日本人の訪中観光がますます手軽になっている背景には、以下のような理由がある。まずはアクセスの面で、中日間の行き来はますます便利になり、世界のどの国を見ても、中日間ほど頻繁に航空機が行き来している所はほとんどない。日本の23都市の空港で中国行きの便が開通しており、一方の中国も20都市の空港が日本行きの便を開通している。このような便利なアクセスが、中日間の観光市場をさらに大きくしている。

 さらに、中国は日本に対してノービザ政策をとっており、日本人旅行者は自由に中国を訪問できるようになっている。つまり、かかる費用が安く、近距離で短時間のうちに訪問できるため、選択の幅が広がり、日本人は自由に中国を訪問できるようになっているのだ。もっと簡単に言うと、日本の成熟した旅行者は、中国旅行を国内旅行感覚で楽しめるようになっている。

 一方、中国人の訪日観光は近年、日本の査証(ビザ)発給要件が緩和されたといっても、政策の不備や良心的とは言えない部分があり、相対的見るとやはり一定の制約がある。これらを背景に、中国人が日本を訪問する際に必要な費用は大きな変化を見せていない。なぜなら中国で日本旅行の需要があるのは一部の人々に限られるからだ。反対に日本人の訪中観光にかかる費用は大きな変化を見せている。ただ、今のような市場の現状から見ると、中国と日本の間の観光交流における費用の問題は、両国の観光のクオリティーに影響する問題になっている。なぜなら、日本人が中国を訪問する際にかかる費用はますます安くなって底値に達し、これ以上安くなることはないと言えるからだ。我々はこの問題を直視し、客観的に対処しなければならない。両国の観光業界ははあらゆる手を尽くして市場を向上させ、前向きで健全な発展に導かなければならない。
 
 観光は消費者を満足させることが最大の目標だ。消費者が満足を感じる要素には価格と効果の2つがある。この2つの間で最適なバランスを模索することが必要となる。今後はツアーの選択に当たって、価格が安いほど良いというわけではなくなる。(編集KN)

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 「人民網日本語版」2012年6月27日

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