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盧溝橋事件から我々は何を学ぶか (2)

 あまりにも遠い昔のことはさておき、この100年近くの歴史に注目してみよう。例えば、8年に及んだ抗日戦争に関しては、結論をまとめた概念的な数多くの記録、数億の中国人民による抗日戦争の話、さらには「四世同堂」や「亮剣」などの名作もある。それでも、我々は多くの実在の人物や実話が、当事者がこの世からいなくなるに従い、歴史の長い流れの中で、痕跡を留めなくなるという事実に向き合わざるを得ない。

 崔永元氏が制作した歴史ドキュメンタリー「私の抗日戦争2」が数日前、某ポータルサイトによって初めて公開された。これは、収録したオーラルヒストリーをもとに制作されたフィルムだ。崔氏は「フィルムの中で、戦場で腕を振り上げ大声を上げる大将の姿は我々の記憶にしっかり留まるが、砲煙弾雨の中を突き進む前線の兵士の姿は、あまり覚えていない。しかし、本当の歴史とは、戦場で命と引き換えに前進する人々によって成り立っている」と話した。ドキュメンタリー制作班は、歴史のなかで「覆い隠され、切り捨てられた」庶民の姿を復元するため、10年の歳月をかけて、4千人以上の抗日戦争体験者を取材して回った。この世での日々が少なくなったこれらの普通の人々は、歴史教科書ではずっと「沈黙する多勢」だった。これまでスポットが当たらなかった膨大な数の人々が、今やっとマイクに向かい、か細い声で語り出した。

 制作班は、かつて予算難から給料が出なくなったという。つまらないPRビデオにはわずか5分間で1千万元(約1億2500万円)以上を費やし、宮廷ドラマや時代劇は何度リメイクしても飽きないというのに、これは、歴史の奥底に横たわる憂慮ではないか?

 こうした中、7月7日の記念日は「平凡な日常生活の中で決して忘れるな。人生にはもっと重要な使命がある」と我々の関心や参与、推進を呼びかけているのだ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年7月9日

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ピヨさん   2012-07-15121.32.133.*
日本における昨今の露骨な領土的野心と好戦的な態度を見て、日本人は本当にあの戦争をすっかり忘れてしまったのだと思っています。もっとも、その「戦争」なるものは、漫画、アニメ、ゲームのイメージなのかも知れません。沖縄だけに犠牲を強いて、本土決戦もせずに無条件降伏し、国を挙げてアメリカに服従して恥じない人々に、本当の祖国を守る戦争など想像できるはずもないのだから、仕方ありませんが。過ちを繰り返し続け、終に人類の歴史から消え去る(絶滅するのではなく、存在感が無くなること)を民族など、いくらでもいるものです。
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