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ロンドン五輪柔道、中国の前に立ちはだかる日本の壁

 ロンドン五輪の柔道の試合で、中国がメダルを獲得するためには、最大のライバル日本という壁を避けては通れない。2008年の北京五輪の女子78キロ超級決勝戦で、塚田真希選手と戦い、終了間際の逆転一本勝ちで金メダルを獲得したトウ文選手(トウ=にんべんに冬)や女子78キロ級で金メダルを獲得した楊秀麗選手の「防衛戦」にしても、軽量級のメダル争いにしても、日本の若手選手がそこに立ちはだかる。ブラジルやフランスなどの柔道強国の選手も決して侮ってはならない。中国国営の「新華社通信」(電子版)が報じた。

 トウ選手は昨年8月、フランスのパリで開かれた世界柔道選手権大会で、全試合一本勝ち勝利で優勝。そして同年10月、ロシア・チュメニで行われた柔道世界無差別級選手権でも優勝し、78キロ級超では圧倒的な強さを誇っている。

 同階級でトウ選手が最も注意しなければならないのは日本の杉本美香選手(27)。杉本選手はトウ選手に対してこれまで3戦3敗と一度も勝ったことがない。しかし、杉本選手がそう簡単に78キロ級の王座をあきらめるわけもなく、日本のメディアの報道によると、杉本選手は最近、「打倒トウ選手」を掲げて北海道釧路市で強化合宿を実施。「対トウ文戦術特別研究チーム」を立ち上げ、過去の試合の映像を分析し、トウ選手が必勝パターンである払い巻き込みから寝技で抑え込む前のしぐさまで研究したという。そして、杉本選手自身は先手、先手で細かい技を断続的に仕掛け、相手に技を出させず、相手の指導を誘う作戦を考え、スピードアップのための練習を重ねている。

 一方、78キロ級の女王・楊選手の「防衛」のための道のりはさらに険しくなりそうだ。日本の緒方亜香里(22)は11年のグランドスラム東京大会とモスクワ大会で金メダルを獲得し、今年の5月に開催された全日本選抜柔道体重別選手権大会でも右ひざのけがを抱えながらも見事に優勝。ロンドン五輪出場を決めた。しかし、緒方選手も楊選手に対して2戦2敗と、苦手意識を克服できるかが課題となりそうだ。

 48キロ級の呉樹根選手も北京五輪の出場経験者で、当時21歳だった呉選手は2回戦で柔(ヤワラ)ちゃんこと谷亮子選手に敗れた。その後の敗者復活戦でも敗れメダル獲得はならなかった。今回のロンドン五輪ではリベンジに燃える呉選手の前に立ちはだかるのが福見友子選手。「ポストヤワラ」といわれる福見選手の調子は最近、絶好調で、昨年と今年参加した6つの国際大会で、4つの金メダルを獲得している。昨年8月パリで開かれた世界選手権の決勝では、浅見八瑠奈選手に大内刈で有効を取られて敗れたものの、今年5月の全日本選抜柔道体重別選手権大会では優勝を果たし、逆転で浅見選手を抜きロンドン五輪の代表に選出された。

 52キロ級では、北京五輪の銅メダリスト中村美里選手が金メダルを狙っている。中村選手は北京五輪終了後、同級は中村選手とチームメートの西田優香選手の独壇場に。過去3年の世界選手権大会では2人が金メダルを独占している。ロンドン五輪では、中村選手が同級の最大の壁となって立ちはだかる。

 一方、63キロ級の金メダル争いは日本の上野順恵選手とフランスのジブリズ・エマヌ選手の一騎打ちになると見られている。 (編集KN)

 「人民網日本語版」2012年7月16日

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