姚明、ロンドン五輪リーグ戦を分析
元NBAプレーヤーの姚明は、ロンドン五輪の男子バスケットボールの解説者として、昨日(24日)ロンドンに到着した。姚明はBob Donewald監督と同じく、アラブ首長国連邦の成績により、中国チームの決勝進出の可能性が左右されると予想した。京華時報が伝えた。
姚明は男子のリーグ戦について、「相手チームの試合はまだ見ていない。しかし、スペインに勝つ見込みはほとんどなく、オーストラリアと英国に勝つことが中国の目標となる。この2チームは強敵だ。オーストラリアは勢いがあり、粘り強い戦いを見せるだろう。英国にはNBAプレーヤーが少ないが、NBAは修士や博士のように、能力が一定レベルに達したことを示す称号ではない。中国はこのような考え方を捨て、相手の能力をしっかり分析しなければならない」と指摘した。
上海シャークス(現在のオーナーは姚明)のセンターの張兆旭は、今回が初の五輪出場となる。姚明は、「オリンピックはすべての選手、特に若い選手にとって、自分の視野を広げ見識を高めるチャンスだ。張兆旭は自らの努力により、このチャンスを獲得した。私はチームを代表し、張兆旭に祝意を表する。オリンピックで自分の能力を発揮し、帰ってきてからもその経験を生かし、進化して欲しい」と語った。姚明は金メダルについて、「習慣的な発想だが、米国の可能性が最も高いと思う。スペインにもチャンスがある」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年7月26日