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「ふたつの故宮博物院」が台湾で出版 著者「引き裂かれた地図」

台北故宮博物院

 「ふたつの故宮博物院は、見た目がそっくりの双子というよりは、引き裂かれた地図といった方がいい」-----。2007-2010年まで朝日新聞の台北特派員を務めた野島剛氏(現朝日新聞国際編集部次長)はこう語る。両故宮を十数年にわたり取材した同氏の著書『ふたつの故宮博物院』(新潮社)の中国語版がこのほど、台湾で出版された。中国国営の通信社・中国新聞社のウェブサイトが台湾紙「聯合報」の報道として伝えた。

 1948年、北京・故宮の文化財が台湾に持ち出され、台北・故宮が設立、「ふたつの故宮」が生まれた。2009年には、両故宮間で館長同士の相互訪問や共同展「雍正大展」が初めて行われた。

 「故宮は何とも不思議な博物館」。野島氏は「ふたつの故宮は互いに存在を否定することも、本家の地位を争うこともなく、同じような名称で同じような収蔵品を静かに展示している」と話す。

 特派員として台北に3年間駐在した野島氏は、同著執筆のために両故宮の歴代館長を訪ね、蒋介石の日記を求めて米国にまで足を運んだ。

 「日本が仕掛けた戦争が、中国内戦の引き金となり、両岸分裂を招き、間接的に『ふたつの故宮』を生み出した」と指摘する野島氏。「日本人として『ふたつの故宮』というテーマには思い入れがあるし、責任を感じる」という。

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