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「ふたつの故宮博物院」が台湾で出版 著者「引き裂かれた地図」 (2)

取材を受ける野島剛氏(「聯合報」提供)

 野島氏は、1989年に台北・故宮を初めて訪れた時の様子について、「照明が暗く、案内説明員も公務員のようだった。収蔵品は世界レベルだが、展示方法は全く相応しいものではなかった」と振り返る。

 その理由については、「『文化財の相続者こそ中華文明の正統な後継者だ』という考えで、蒋介石が故宮の収蔵品を台湾に運び出したため、台北・故宮の設立目的はほかの博物館のような啓蒙や教育ではなく、収蔵品の保管にあった」と分析。

 台湾の人々は外国人に台湾を紹介する際、必ず故宮を取り上げるが、本人たちの関心は低く、知識不足なことが多いという。「台湾人は故宮を誇りとしているが、親しみは感じていない」

 民進党政権の時期には、台湾やアジアの美術品も展示する南院の建設を計画するなど「脱中国化」とも読み取れる各種政策が打ち出されたことについて、「政治的手段であって文化的手段ではない」と語り、台湾の人々と故宮との心の距離はまだ縮まっていないと指摘した。(編集YT)

 「人民網日本語版」2012年8月9日

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