海南省のホテルで食中毒疑い 日本人2人含む120人以上 (2)
14日午後4時の時点で、入院していた113人のうち、13人がすでに退院。入院中の半数以上も下痢や腹痛、発熱などの急性胃腸炎の症状が治まり、快方に向かっているという。
同問題発生後、同部門は人員を派遣し、各関連部門が協力して治療をサポートすることに専念し、入院中の患者に対して入念な治療を実施。同市の三亜市観光発展委員会や、食品薬品監督管理局などの部門がスタッフをホテルに派遣し、患者やその家族のサポートや食品検査などの関連の業務に当たっている。ホテル側も、スタッフ80人以上を病院に手配。スタッフは医療関係者と協力して、患者やその家族に食事や水、生活用品などを交代で提供している。入院中の患者は現在、精神的にも落ち着いた状態だという。
省関連部門の指導者や市共産党委員会・政府も関心を寄せ、患者の慰問や医療業務の指揮・調整などを行っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年8月15日