2012年11月5日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:09:29 Nov 05 2012

少子高齢化進む中国、専門家「二人っ子政策必要」 (2)

 ▽中国は高齢化社会を迎える準備ができていない

 盧秘書長は「急速に進む高齢化社会に向き合う準備が、中国はまだできていない」と見ている。その理由としてまず、「福利厚生などの制度の整備が進んでいない」ことが挙げられる。「中国の現行の年金制度や医療保険制度、退職制度、個人の所得税制度、さらに関連の社会政策、公共サービスシステムは高齢化社会の必要に応えられるものではない」

 また、「財力の準備不足」もある。「まず年金のための公共支出が不十分だ。また、現行の年金制度には財務危機が潜んでいる。中国の半分近い省の年金支出が収入を超えており、年金投資收益率も極めて低い。高齢化社会が急速に進むにつれ、年金の支出は大幅に増加するのは確実で、同制度には大きな負担となる」

 そのほか、「公共サービスシステムが整っていない」ことも挙げられる。「中国は現在、都市計画やインフラ整備などを進める際、まだ高齢者の必要を念頭に入れていない。特に、農村地区は、若者の多くが都市部に流れていることに加え、高齢者向けの施設の建設が進んでいないため、高齢者は非常に困難な生活を強いられている」

 ▽段階的に「二人っ子政策」へ

 盧秘書長は、「1979年から一人っ子政策が実施されてから30年以上たった現在、人口爆発は既に問題ではなくなった。そのため同政策を核心とする人口政策体系は新たな人口変動の動向に適応しておらず、人口問題解決や現代化を実現する壮大な目標を達成するためには新たな状況に基づいて政策を調整しなければならない」と指摘。

 「中国発展研究基金会が発表した『人口形勢の変化と人口政策の調整』と題する研究報告は一人っ子政策を段階的に『二人っ子政策』に調整するようにと提案している」。「まず、都市部と一人っ子政策が厳格に実施されている農村部はすぐに子供を2人設けることができるようにする。次に、1人目が女の子だった場合にのみ2人目を設けることが許されていた地域でも15年から、1人目の性別に関わりなく2人目を設けることを許可し、中国全土で全面的に『二人っ子政策』を実施する。このようにすれば、急がれる政策の調整も実施できると同時に、人口が短期間の内に急増するという局面も避けられる」。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月5日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古