北京-広州高速鉄道、「春運」期間は480万人見込む
昨年12月26日に北京と広州(広東省)を結ぶ京広高速鉄道が開通したことにより、「春運」(春節前後の帰省ラッシュ、今年は1月26日から3月6日の40日間)期間の同区間の輸送能力は大幅に向上。広州鉄路集団は同期間、利用客480万人を見込んでいる。1日平均12万人の計算だ。湖南省長沙市の夕刊紙「長沙晩報」が報じた。
同高速鉄道開通後、初の春運となることから、輸送能力や混雑解消にどれほど貢献するかが注目の的となっている。
例年の春運に比べて、同高速鉄道の全線開通により、広東省や湖南省北部の輸送能力が一層強化。武広旅客専用線(武漢市-広州)や広深港高速鉄道(広州-深セン-香港)の運営の安定にもつながった。そのため、同期間の列車輸送の混雑が緩和されると見込まれ、旅客に満足できる旅が提供されると期待されている。
同期間、前出集団は、京広高速鉄道と広深港高速鉄道の動車組(中国版新幹線)103便を運航する計画。春節(旧正月、今年は2月10日)前、京広高速鉄道の広東省の区間では、155万人の利用を予想している。一方、春節後は、湖南省の区間で153万人の利用を見込んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月14日