拉致された中国人4人、無事釈放 スーダン
【中日対訳】 中国の駐スーダン大使館は16日、各方面が事件解決に向け全力で取り組んだ結果、スーダン北部のダルフール地方でこのほど、武力グループによって拉致された中鉄十八局の中国人従業員4人が、全員無事釈放されたと発表した。人民日報が報じた。
同大使館の羅小光大使は、拉致された従業員の一人、徐延軍さんと電話で話をした。また、羅大使は、スーダン政府を訪れ、中国政府に代わって事件解決に関する感謝の意を示した。徐さんら釈放された4人は党・政府、外交部、大使館に対して今回の事件解決に対して感謝を述べた。
釈放された4人は、現在、南ダルフール州の州都・ニャラ近くの「国連・アフリカ連合(AU)ダルフール派遣団(UNAMIS)」タンザニアのキャンプで休息している。このあと、スーダンの首都ハルツームに向かい、会社による健康診断を受ける予定という。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月17日