北京、大気の質大幅改善 青空にも期待
北京市環境保護局によると、ここ数日深刻化していた大気汚染は雨や雪によって大幅に改善し、1日の大気の質は「優良」にまで回復する見込みであることから、同市が緊急対策として実施していた各種排出規制は1日午前0時に解除された。新京報が報じた。
周末はおいしい空気が吸える
同市の環境保護観測センターのデータによると、1月31日午後7時の時点では、市内の大部分の大気の質が2番目に深刻な「重度汚染(五級)」や「中度汚染(四級)」を指し、郊外も延慶(えんけい)県の「軽度汚染(三級)」を除き、依然として「重度汚染」となっていた。
同市の気象台によると、寒気が1日未明に北京に到達し、5.5m/s-10.7m/sの北風が吹いたことで、大気の質は青い空が見えるほどにまで改善すると予測され、ついに新鮮でおいしい空気が吸えるという。