きょうの人民日報「微博」--【雷鋒のボランティア精神に学ぶ】
新中国成立初期、中国各地の農場や工場で作業するなどの奉仕活動を続け、中国人民解放軍における模範兵とされる雷鋒(らいほう)。1963年3月5日には毛沢東主席によって、「向雷鋒同志学習(雷鋒に学べ)」運動が始められた。雷鋒は、国家によって物財バランスに基づいて計画的に配分する「体制計画」が取られていた時代の人物だが、あれから50年経ち、経済が急速に発展していながらも道徳が低下している現在、雷鋒の精神に学ぶことは、重要な意義がある。
【雷鋒のボランティア精神に学ぶ】5日は、毛沢東主席が定めた「雷鋒に学ぶ」日。ボランティアの精神は今、私達の周囲に満ちるようになっており、中国では1年中ボランティア活動が展開、参加者は6千万人を超えている。参加者はボランティアを生活の一環とすることで、友のために自分を捧げ、助け合う精神を唱道している。高齢者の世話をし、実家に残された出稼ぎ労働者の子供達を気遣い、文化の伝承や健全な都市発展に一役買っている。周末、参加してみてはどうだろう。