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北京、21年営業のマクドナルド2号店が24日閉店 惜しむ声続々

 21年の歴史を誇る北京市内の百貨店・長安商場1階のマクドナルドが24日の夜12時をもって、閉店する。北京の第2号店だった同店との別れを、多くの若者たちが惜しんでいる。北京晨報が報じた。

 20日正午、同店を訪れてみると、3日後に閉店する様子は感じられず、店内では多くの客でにぎわっていた。唯一普段と違うことと言えば、店のドアに「長安商場全体の改善・調整が実施されるのに伴い、同店は3月24日24時をもって閉店します」と書かれた紙(写真)が貼られていることぐらいだ。19日夜、長安商場の中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」の公式アカウントを見ると、閉店の理由について、「最初に調印した契約が満期となった」「今後営業を再開することはない」と記されていた。

 購入したセットメニューをゆっくり食べていた董さん(女性)は、「閉店すると聞いて、わざわざ食べに来た」と語り、携帯を取り出して店内のあちこちを撮影していた。「子供のころ、この近くに住んでいて、小学校、中学校、高校、どれもこの近くだった。あの頃、午後授業がない時に、友達と一緒にここに来て、宿題をしていた。数人で来て、おかわり自由の紅茶を1杯だけ注文。夕方までずっといた」。

 ネット上では、若者たちが、「学生の頃、彼女と一緒にこの店に行って、ご飯を食べた。彼女にポテトを食べさせてあげているところを親父に見られてしまった。でも、その彼女が今では妻になっている」「子供のころ、両親はテストが終わったときでないと、マクドナルドに連れて行ってくれなかった」「子供のころ、マクドナルドというと高い食事だった。一緒に行っても両親は自分の分を買わず、私の分だけ買ってくれた。閉店の日に両親を連れて行き、御馳走したい」と、思い出を次々に寄せ、同店の閉店を惜しんでいる。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年3月21日

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