北京、平日の車両交通規制継続して実施
北京市はこのほど、自動車の排気ガスを効果的に抑制すると共に、市内の交通渋滞を緩和するため、平日に実施している、ナンバープレートの末尾番号による交通規制を、2013年4月11日から2014年の4月10日まで、継続して実施すると発表した。新京報が報じた。
■公用車は週に1日使用停止
同通告によると、市行政区域内の中央政府機関や同市の各級共産党機関、政府や同市に所属する社会団体、事業単位(国家が社会公益目的のため、国家機関により運営あるいはその他組織が国有資産を利用し運営するもので、教育、科学技術、文化、衛生などの活動に従事する社会サービス組織)、国有企業などの公用車はナンバープレートの末尾番号に基づいて、1週間に1日(0時-24時)使用停止日を設けなければならない。通行が制限されるのは市行政区域内の道路。
同期間中の平日、公用車以外の自動車(原動機付き自転車を含む)に対しても、ナンバープレートの末尾番号による交通規制を継続して実施する。実施時間は午前7時から午後8時。範囲は、市内の中心から10キロを走る第5環状道路内の道路(第5環状道路は含まない)。
■規制外の車両
一方、同規制の制限を受けない車両は、警察車両、消防車、救急車、救助レッカー車、公共の電動路線バス、公共長距離バス、大型バス、タクシー(レンタカーは含まない)、小型路線バス、郵政専用車、同市交通運輸管理部門が発行した観光車両運営許可証を所持している車両、同市の公安交通管理部門の許可を得ている企業の送迎バス、スクールバス。
このほか、車両のボディに統一されたマークが記されており任務執行中の行政執法車両、レッカー専用車両、清掃車両、樹木や道路の保護作業を行う車両、葬儀館の葬儀車両、外国大使館の公用車、進入許可を得た車両も制限対象外だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月2日