肉の調理法 やってはいけない4つのタブー
毎食、肉が欠かせないという人も多いが、おいしい肉料理を作るにも、一工夫が必要だ。日本の料理研究家オガワチエコさんは最近、肉を調理するとき、やってはいけない4つのタブーを紹介した。生命時報が報じた。
(1)脂身をすべてとってから調理する
肉自体の味は豚肉と鶏肉などではほとんど変わらないもの。何が味を決めているのかというと、それが「脂身」だ。そのため、この脂身をすべてとってから調理すると、肉風味がなくなってしまう。肉のカロリーが気になる人は、先に脂身つきのまま肉をゆでるなど、味を肉に移してから脂身を取り除くとよい。
(2)冷蔵庫から出した肉をすぐに焼く
冷蔵庫から出した肉をすぐに焼くと、肉が熱くなるまでに時間がかかり、うまみが溶け出してしまう。焼く前に、必ず室温に戻しておくと、肉のうまみを保つことができる。
(3)肉に塩を染み込ませてから焼く
肉を室温に戻している間に塩やこしょうで味付けをする人も多いが、これも肉から水が出て、うまみを逃してしまう調理法。味付けをする際には、必ず焼く直前に行なうのがよい。
(4)こんにゃくと一緒に煮る
鍋を食べる時に、肉とこんにゃくを一緒に煮るという人も多いが、そうすると肉が固くなってしまう。その原因は、こんにゃくを固める際使われているカルシウム。カルシウムと肉が反応して固くなってしまうのだ。そのため、鍋を食べる時は、こんにゃくを煮る場所と牛肉を煮る場所の間に、野菜などを置いて、少し引き離すと、肉のやわらかさを残せる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月12日