中国の鉄道、7月1日にダイヤ改正 済南・寧波間に高鉄登場
中国鉄道部門はこのほど、中国の鉄道ダイヤが7月1日に大きく改正され、済南・寧波間に高速鉄道(高鉄)が運行される見込みであることを明らかにした。斉魯網が報じた。
計画によると、鉄道ダイヤが7月1日より、再び大幅に改正される。今回の改正により、済南・寧波間と青島・杭州間の高速鉄道が新たに開通する見通し。
専門家によると、杭甬(杭州・寧波)高速鉄道開通により、寧波が「高速鉄道グループ」に正式に組み入れられるという。しかし、北上する列車は、当面の間、北京・上海高速鉄道が済南に停車するが、青島への直通列車は運行されない。ただし、青島と杭州を結ぶ高速鉄道が開通予定で、そうなると、膠東半島からの乗客が膠済線(済南・青島)と北京・上海高速鉄道を乗り継いで直接南下することが可能となり、済南での乗り換えは不要となる。
また、関連部門によると、2本の高速鉄道が新たに開通する以外に、従来の快速列車も本数を増加する予定だが、具体的な改正案は煮詰まっておらず、チケットは現行ダイヤに基づいて販売されているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月4日