成都市 西部初の72時間ビザなし滞在都市に (2)
◆旅行法 マナー違反の観光客は契約打ち切りに
また陳副局長は、「長い準備期間を経た旅行法が、今年10月1日より施行される」と述べた。成都市旅行局執法支隊の孫宝安隊長は、「旅行法は観光客の権益を保障すると同時に、観光客の義務、責任についても明確にした」と指摘した。
陳副局長は、「旅行中、旅行会社と観光客の双方は、契約を打ち切る権利を持つ。例えば旅行会社が勝手に旅行の内容を追加・変更した場合、観光客は契約を打ち切ることができる。また観光客にマナー違反(売春・賭博・ドラッグ使用など)があった場合、旅行会社も契約を打ち切ることができる。これは旅行の主管部門の許可を得る必要はないが、旅行会社は契約を打ち切る場合、観光客を指定された地点に送る義務がある」と語った。
◆補足情報
・成都の72時間ビザなし滞在政策の適用国
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、ポーランド、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、スウェーデン、ポルトガル、韓国、スロベニア、スペイン、アルゼンチン、スイス、ロシア、イギリス、ギリシャ、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、スロバキア、日本、シンガポール、ブルネイ、アラブ首長国連邦、カタール。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月17日