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四川省で今晩以降、250-300ミリの豪雨の恐れ


 四川省・甘粛省・陝西省の堺では雨の勢いが持続的に増しており、降雨範囲も拡大しつつある。予報によると、今日の夜から明日の昼にかけ、四川盆地西部、陝西省中南部、華北省南部、黄淮(黄河以南、淮河以北)北東部の一帯で、広い範囲で大雨となる見込み。うち、四川盆地西部の降雨は最大となり、局地的には250-300ミリの特大の豪雨となる恐れがある。今後、雨雲が北部へと移動するに伴い、四川盆地西部の雨足も徐々に弱まると見られる。人民日報が伝えた。

 四川気象台の呂学東氏は、四川盆地西部で豪雨が頻発していることについて次の4つの原因を挙げた。(1)亜熱帯高気圧の位置が北西に寄りすぎており、しかも動きが少なく、降雨帯が停滞している(2)アジアの中緯度・高緯度循環流の異常(3)南の暖気の勢力が強い(4)四川盆地西部の地形が特殊なため。

 このほか、台風8号が17日8時にフィリピンの東のバシー海峡で発生し、勢力を強めながら時速20キロのペースで北西に向かって移動している。台風8号は18日午後から夜にかけて広東省中部から福建省中部に上陸する見通し。中央気象台は17日午後6時、台風青色警報を発表した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月18日

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