娘を持つ男性社長のもとで働く女子社員、昇給に有利
勤め先の会社の社長が、娘を持つ男性であれば、その会社の社員は昇給の可能性が高く、ラッキーと言えるだろう。ある最新研究から、男性社長が父親であるか否かは、従業員に対する態度に影響を及ぼしており、特に娘を育てている男性社長は、より優しく慈愛に富み、従業員に対しても非常に気前が良いという傾向が判明した。広州日報が報じた。
この研究は、富裕層の気前の良さに影響する要素を見つけ出すという目的で、デンマーク・オールボー大学、米メリーランド大学、米コロンビア大学ビジネススクールが共同でスタートした。研究報告は、先週開催された米国経済学界の年次総会で発表された。
研究者は、デンマーク企業1万655社の男性CEO1万8千人を対象として、最近10年間に彼らが従業員に支払った給与額データを追跡、分析した。
研究者は「子どもが生まれた後、男性社長の女性社員に対する態度がより好意的なものに変わる傾向がある。この調査結果は、『男性は、妻が出産して母になった後、妻の妊娠期間や出産後の子育て中の苦労を目の当たりにして、以前にも増して妻を尊重するようになる』という以前の研究結果と類似した傾向だ」と指摘した。
また、研究者は、「父親は、息子を育てるのと比べ、娘を育てていくプロセスで、優しさや慈愛をより多く示す傾向がある。小さい娘の髪を梳かしてやる、あるいは一緒に人形遊びをする時、さらに優しさに満ち溢れる」と説明した。 このほか、男性が父親になると、家族だけではなく他人に対しても、より優しさや慈愛に富む傾向が、研究によって明らかになった。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月26日