「脂肪分ゼロ」乳酸菌飲料1本に角砂糖10個分のカロリー
体型を気にする女性達がカロリーを気にせず飲めるよう、多くの乳製品メーカーは、乳酸菌飲料の「脂肪分ゼロ」を売り文句としている。だが、栄養学専門家は、「乳酸菌飲料に脂肪が含まれていなくても、炭水化物や糖分が含まれているため、摂取過多はやはり肥満を招き、健康を害する」と警告している。成都晩報が報じた。
○スーパーマーケットでの調査:最も頻繁に購入する層は「太りたくない女性」
「乳酸菌飲料は、決して皆が想像するほど身体に良い食品ではない」という事実が発覚すると、乳酸菌飲料を飲んで太るなどあり得ないと信じ込んでいたネットユーザーはパニックに陥り、「今まで大量に飲んできた。どうしよう!」という不安に包まれた。あるネットユーザーは、栄養成分について真剣に調べ、乳酸菌飲料のカロリーがコーラを上回ることを発見した。この事実に対し、「体重を増やしたい」と思っているネットユーザーからは、「太る秘密兵器を見つけた!これをひたすら飲めば、もう誰も私のことを電信柱とは言わないだろう」と喜びの声が上がった。
成都晩報記者がいくつかのスーパーマーケットを取材したところ、各種乳酸菌飲料は、売り場のかなり目立つ場所に置かれており、ほぼ全ブランドの商品に「脂肪分なし」の表示があった。売値は普通のヨーグルトより2,3倍高く、1本7元(約110円)前後。
これらの乳酸菌飲料は、すこぶる売れ行きが良いと言う。スーパーマーケットの販促担当店員は、「ダイエットに適しており、飲んでも太る心配がないと一般に言われているので、購入する人のほとんどは若い女性」と語った。