ネット詐欺被害者、「90後」が約半数 てんびん座が最多
インターネット詐欺の被害に遭うのは、ネットワークセキュリティに対する知識に乏しい高齢者が大半を占めるというのが、大半の人が持っている共通認識だ。ところが、中国最大のセキュリティ企業・奇虎360が提供するWEBブラウザ「360」が2日に発表した「インターネット詐欺防止」に関する研究報告において、ネット詐欺に遭う被害者のうち、「90後(1990年代生まれ)」が49.2%を占めることが判明し、人々の認識が思い込みに過ぎない事が明らかになった。北京晩報が伝えた。
○ネット詐欺被害者、12星座別では「てんびん座」が最多
ネットワーク詐欺の主な被害者は、PCに習熟していない中高年が大半を占めるというのが、多くの人々にとっての共通認識だったが、事実はその通りではなかった。サンプリング調査の結果、ネット詐欺の被害に遭ったネットユーザのうち、「90後」が占める割合は49.2%に達し、中には「00後(2000年代生まれ)もいた。オンラインショッピングを利用する主流層である「80後(1980年代生まれ)」も、ネット詐欺に遭う割合が高かった(39.5%)。ネット詐欺の被害者のうち、「90後」と「80後」を合計すると、全体の約8割に達した。
調査の結果、「90後」はすでに、オンラインショッピングの新たな主流層となり、彼らが詐欺に遭う確率が高いことと、社会経験に乏しいことに相関関係があることが明らかになった。また、オンラインショッピングを利用する「50後(1950年代生まれ)の中年は少数であることから、詐欺に遭う確率も低かった。
詐欺に遭ったユーザを12星座別に見ると、10月うまれのてんびん座の被害者が最も多く(9.62%)、7月生まれのかに座が最も少なかった(7.55%)。このほか、「比較的おとなしい」性格と見なされているおうし座やおひつじ座のユーザが騙される確率はかなり低かった。