広州の72時間ノービザ滞在、8月の利用は97人のみ
広東省広州白雲国際空港で8月1日より、欧米や日本など45カ国の旅客に対して72時間のノービザ滞在が認められるようになった。それから1カ月がたち、広州白雲出入境辺防検査ステーションは2日、この1カ月の間にさまざまな国の旅行者97人が同政策を利用したことを明らかにした。この数字は、広州に先立って同政策を実施した北京や上海に比べると見劣りする。そのため関係者は、各大手航空会社が同政策をもっとPRすることを提案している。広州日報が報じた。
関係者は取材に対して、同政策を利用する旅行者が少ない理由として、同政策は実施が始まったばかりで知名度が低いことや、対象となっている45カ国の多くが欧洲であるものの、同空港が開通している国際線は主に東南アジアやアフリカの国に集中しており、欧洲諸国に向かうフライトが少ないことなどを挙げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月3日