中国、2019アジアカップの招致を断念 必要資料整わず
中国サッカー協会は4日、関連の資料が整っていないことを理由に、2019年AFCアジアカップの招致申請を断念したことを明らかにした。新京報が報じた。
アジアサッカー連盟(AFC)は、招致を申請する国に対して、申請協議書や政府の保証書、申請都市の調査表などを提出するよう規定している。これらの資料の提出期限は8月31日だった。同日、中国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の3カ国の資料が揃わなかった。
サウジアラビアとアラブ首長国連邦はAFCに、資料提出の期限延長を求める申請書を提出したものの、中国は申請を断念することにした。これで、同大会の招致を目指す国は、バーレーン、イラン、クウェート、オマーン、サウジアラビア、タイ、アラブ首長国連邦の7カ国になった。
同大会は2004年、中国で開催され、開幕式や決勝戦の会場となった北京が中国チームのホームグラウンドとなった。中国チームは決勝戦まで進んだものの、日本に3-1で敗れ準優勝となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月5日