おうし座の男性とさそり座の女性は婚活苦戦 婚活サイト調査
中国の大手婚活サイト「世紀佳縁」は8日、「中国男女恋愛観調査」を発表した。配偶者を選ぶ際の男女の条件などを分析した同調査では、独身男性は年を重ねるにつれ、年下の若い女性を好むようになるが、一方の独身女性は年を重ねるにつれ、配偶者として自分の年齢と近い男性を好むようになることなどが明らかになった。四川在線が報じた。
同調査では、配偶者を選ぶ際の条件や卒業大学別の婚活状況、星座別の婚活状況を調査。新しい法律や文化などを背景に、人々の道?感などの要素も変化し、中国人の恋愛観も変化していることを分析している。
独身男性が好むのは年の差4-8歳の女性
同調査によると、男性が配偶者を選ぶ時、重視する条件は「きれい」19%、「スタイル」10%だった一方、「気質」や「やさしさ」は6%にとどまり、外見が最も重視されていることが分かった。つまり「才徳兼備」や「やさしさ」など内面は二の次になっているのだ。一方、これまで多くの女性に好まれていた「経済適用男(外見は特に特徴がないものの、穏やかな性格で、給料を妻子に渡し、タバコを吸わず、酒を呑まず、賭け事もしない男性)」を条件にする女性は5%にとどまったほか、これまで男性が備えているべきとされてきた「円熟」や「責任感」などの特性も3%にとどまった。そして、それに変わって人気となったのは、「事業で成功している」や「自分の会社を経営している」で15%だった。
配偶者の年齢に関しては、18-25歳の男性が同じ年頃の女性を好んでいるのに対し、26-40歳の男性は自分より4-8歳年下の女性を特に好んでいる。一方、20-40歳の女性は、いずれも自分より2-3歳年上の男性を好んでいる。
ナンバー1の経済力を誇るのは清華大学卒業の独身男性
同調査報告によると、卒業後、收入が1万元(約16万円)を超えている独身男性が多い大学は上から順に北京の清華大学(48%)、上海の復旦大学(45%)、上海交通大学(40%)だった。また、マイホームを所有している男性が多いのは北京の中国政法大学(64%)、上海財経大学(63%)、清華大学(63%)で、自家用車を所有している男性が最も多いのは、清華大学(53%)、中央財経大学(55%)、中国政法大学(54%)だった。つまり、清華大学を卒業した独身男性が最も高い経済力を有しているということだ。中国最高峰の同大学は名実ともに裕福な独身男性の排出校となっている。
一方、上海の華東理工大学や北京の対外経済貿易大学、厦門(アモイ)大学などを卒業した男生は、出会いの機会が少なく、激しい競争を強いられているため、出会いを切実に求めている。また、前述統計結果の通り、現在の男性はきれいな女性を配偶者とすることを好むため、北京舞踊学院や中央戲劇学院、北京電影学院など、美しくスタイルのいい女子大生が多いことで知られる芸術系大学の「魅力指数」が他大学よりはるかに高くなっている。
婚活に苦戦するのはおうし座の男性とさそり座の女性
12星座のうち、最も「剰男(結婚適齢期になっても結婚できない男性)」になりやすいのは、上から順におうし座、かに座、双子座だ。うち、おうし座の男性は執着心が強いため、失恋した後、新しい恋に落ちるのが難しく、最も「剰男」になりやすい星座になってしまった。一方、最も「剰女」になりやすい星座はさそり座、てんびん座、しし座だ。トップとなったさそり座の女子の原因は、支配欲や独占欲が強いという弱点だ。「世紀佳縁」の専門家は、「新しい法律や文化が継続的に登場する今、多くの人の恋愛観も変化し続けている。品格など全ての面で優れている男性は非常にまれだ。また同様に、美しく素養があり、やさしい女性は一層男性に人気となっている」と分析し、「ただ、結婚生活というのは、物質的な物以外に、2人で心を込めて家庭を築くということが必要」と指摘している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月9日