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人工卵「ビヨンドエッグ」、米国で発売開始 来年は中国市場に

豆類を中心とした、植物に含まれるたんぱく質を主成分とする「ビヨンドエッグ」。口当たりは本物の卵と全く変わらない。

 米ハンプトン・クリーク社(カリフォルニア州サンフランシスコ市)が開発した、形状・風味・味いずれもが本物の卵にそっくりな人造の卵がこのほど、米国内の各大型スーパーで売り出された。同社の創業者でCEOのジョシュ・テトリック氏は、「『ビヨンドエッグ』と名付けられた、この人体に安全な人工卵の主成分は、大豆など豆類をはじめとする各種植物から取り出されたたんぱく質で、本物の卵と比べても全く遜色がなく、卵と同じように、パン、ケーキ、マヨネーズ、エッグヌードルなど各食品の材料として広く応用できる」と話した。人民網(サンフランシスコ)が報じた。

 ハンプトン・クリーク社によると、「ビヨンドエッグ」は本物の卵に比べ、製造コストを40%以上削減できるだけでなく、環境保護にも大いに貢献する食品という。テトリックCEOは、「地球上の温室効果ガスの半分以上は、牧畜業から発生している。植物成分由来の『ビヨンドエッグ』を使った食材のエネルギー転換比は2:1と、牧畜業で生産された本物の卵を使った場合(39:1)よりはるかに高い。

 この「ビヨンドエッグ」を人民網記者が試食した。口当りは、本物の卵とほとんど違いはなかった。本物の卵の代わりにこの安全な食材を使ったクッキーは、甘みは強いがさっぱりした食感だった。

 ハンプトン・クリーク社は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏をはじめとする投資家達から注目され、資金援助を受けている。「ビヨンドエッグ」は、全米展開のスーパマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」で発売されている。同社はさらに、マクドナルドやケンタッキーなどファースト・フードチェーン企業と提携し、早ければ来年初めの中国市場参入を目指している。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年11月15日

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