お母さんに「青春」をプレゼントした女性が話題に

　父親が子供にプレゼントを送ると、子供は笑顔になる。子供が父親にプレゼントを送ると、父親は涙する――。子供たちの両親に対する思いを聞くと、胸が熱くなる。最近、あるネットユーザー(女性)が「微博（ウェイボー・ミニブログ）」で、母親に心がほっこりする特別なプレゼントを送った。彼女は母親の若いころの写真を探し出し、同じような背景の場所、同じポーズで自分の写真を撮ってアルバムを作っている。彼女は、「最近、お母さんはちょっと老けたかなと言っていたよね。その時の悲しそうな顔を見て、何かしてあげたいと思った。この写真を通して、お母さんがもう一度青春の道を歩けるか分からないけど、私たちの笑顔はとても似ている。私の青春、喜び、笑顔はお母さんの代わりではなく、お母さんの延長だよ」と書いている。この温かいメッセージと彼女の幸せそうな笑顔が多くの人の感動を呼んでいる。揚子晩報が報じた。

　同メッセージに、ネットユーザーらは、「子供なら誰でも親に言いたい言葉」、「時間は流れても、母親の愛は変わらない。母親の心を簡単に傷つけたり、無視したりしてはいけない。この世界に母親より自分を愛してくれる人などいないのだから」などのメッセージを寄せている。

　筆者は2日、彼女と連絡を取ることに成功し、北京に住む張さん(23)で、大学を卒業したばかりであることが分かった。

　ネット上で画像が話題になっていることに関して、張さんは「予想外」とし、「お母さんの写真はお母さんがおよそ25歳の時に撮影したもので、私の年齢とほぼ同じ。お母さんに青春を思い出してほしかった。そして、これまでのように自信と喜びを持ってほしかった。ちょっとしわができているけど、お母さんが一番きれい」と語った。（編集KN）

　「人民網日本語版」2014年1月6日