北京市交通委員会は、2014年春節(旧正月、今年は1月31日)期間中、市管轄地域内のあらゆる有料道路で、小型乗用車(座席数7席以下)の通行料を免除とすることを明らかにした。通行料免除期間は1月31日午前0時から2月6日午後12時まで、車両が有料道路の出口となる料金所を通過した時間を基準とする。無料期間中、小型乗用車専用無料レーンでは、通行券の発行と遮断機の作動は行われない。通行券の発行は、2月6日午後9時に再開される予定。新京報が報じた。
2014年春節期間(旧暦1月1日から7日まで)中、有料道路の交通量は前年同期比13.6%増、一日あたりの交通量は約125万台に達する見通し。連休中の交通量は、「前半少・後半多」となると見られる。1月31日(旧暦元旦)は少ないが、その後だんだんと増え始め、2月5日と6日(旧暦1月6日と7日)に北京へ戻る車がピークとなり、2月6日の交通量は152万台に達し、連休期間全体で最も多くなる見込み。
他の祝休日や普段の平日と比べ、2014年春節期間の有料道路の混雑は、それほど酷くないと予想される。連休前半は北京を出る車、後半は北京に戻る車がそれぞれ集中し、主要幹線道路は渋滞となる見通し。連休の終盤は、京澳(北京‐香港・マカオ)高速道路河北区間で行われる工事のための交通規制が影響し、京開(北京‐河南省開封)高速道路の南六環から辛立村ジャンクションまでの区間で渋滞が予想される。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年1月28日