天津市は、今年と来年の2年間で、計6本の高速道路を開通させ、北京・天津・河北エリアの交通一体化を実現させる計画だ。来年末には、同エリアの主要3都市が2時間圏内の旅客輸送ネットワークで結ばれることになる。北京日報が伝えた。
天津市が来年末までに建設・拡張を予定している高速道路6本は、▽京台高速天津区間 ▽塘承高速第二期 ▽唐津高速拡張 ▽北京・天津・塘沽高速市街地区間高架化など。京秦高速と唐廊高速第一期の2本は来年開通の予定。「京津三通道」として名高い京台(北京-台湾)高速道路は、北京南五環を起点とし、河北省を通り天津に至り、京沪(北京-上海)高速道路に繋がる。同高速道路は、全長178キロメートル、設計最高時速120キロメートル、両側(往復)で6車線から8車線。うち天津区間6キロメートルの建設が現在進められており、年内に完成する見通し。河北区間53キロメートルもすでに着工済みで、年末の開通が予定されている。北京区間は前期審査中の段階で、年内着工の見込み。京台高速道路が完成すると、京津塘(北京-天津-塘沽)高速道路と京津(北京-天津)高速道路に続く、北京とつながる3本目の高速道路となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月7日