国務院はこのほど「福建省による生態省戦略の深いレベルでの実施と生態文明先行モデル区の建設加速の支援に関する若干の意見」を正式に通達した。これにより、福建省は国務院が確定した全国初の省レベルの生態文明先行モデル区になった。
同意見によると、福建省の生態文明先行モデル区建設の支援では次の6点を踏まえて発展の方向性および主要任務をうち出すという。▽国土開発局面の最適化▽産業のモデル転換・バージョンアップの加速的推進▽エネルギー資源の節約促進▽生態建設と環境保護の取り組みの強化▽生態文明建設の能力・レベルの向上▽生態文明をめぐる制度建設の強化、の6点だ。また25項目の政策措置をうち出して、政策による支援の強化、先行事業・先行モデル展開への支援、組織調整の強化を目指している。
福建省の蘇樹林省長によると、福建省は同意見がうち出した要求を踏まえて、改革を深化させ、先行事業・先行モデルを展開し、政策を十分に利用し、着実に取り組みを進め、エコロジーを方向性として確立し、エコに配慮したモデル転換を加速させ、監督管理の取り組みを強化して、福建の人々に幸福をもたらし、福建の山々をさらに青く、水をさらに清く、空気をさらに澄んだものにし、エネルギーの消費を一層減らして、人々の富と生態環境の美しさを有機的に統合していくという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月23日