香りのよいコーヒーはますます多くの中国人の人気を集めているが、あなたは本当にコーヒーの飲み方を理解しているだろうか。台湾地区の「康健」誌はこのほどコーヒー摂取のいくつかのポイントを紹介している。生命時報が伝えた。
朝食後に飲む。朝の光の中でよい香りのコーヒーを飲むことは、多くの人にとって1日の幕開けとなっているだろう。しかしコーヒーは朝食後に飲むほうがよい。空腹時に飲むと胃腸に刺激を与え、健康上よくないという。
インスタントコーヒーは少なめに。台湾大学農芸学部の王裕文助理教授によると、コスト面から見て1杯5元(約82円)や10元(約164円)のコーヒーは一般にそれほど品質のよいコーヒー豆は使わないものだ。特にミルクや砂糖が入ったタイプのインスタントコーヒーではいい豆は使われずにコーヒーエッセンスなどが用いられ、また含まれる砂糖やクリームのカロリーも多すぎる場合が多い。
まず香りを嗅ぎ、その後に味わう。王助理教授は、コーヒーを飲む時には一気に飲み干すのではなく、まず香りを嗅ぐことを勧めている。もし刺激臭がした場合、そのコーヒー豆は新鮮ではない。嗅覚で確かめた後、まずコーヒーを一口含み、舌で味わった後でゆっくりと飲み込む。もしさわやかで香ばしい味がし、体に異常がないなら、よいコーヒーだと言える。
クリームの代わりに新鮮な牛乳を使う。健康のためにクリームの代わりに新鮮な牛乳を使い、さらに砂糖を少なくすることで、コーヒー本来の旨みを消さないようにするとよい。
特殊な層では注意が必要。糖尿病患者はカフェインの少ないコーヒーを飲むようにするとよい。高血脂症の人はレギュラータイプのコーヒーの方がよい。高血圧の患者はコーヒーを飲む時間に気をつけたい。起床後にすぐコーヒーを飲むことで血圧が急上昇してしまうことを避けよう。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月24日