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モバイルゲーム「風林火山」 宣伝が違法と処罰

イメージキャラクターは日本の有名AV男優

 2014年03月28日15:46
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 中国文化部(省)は27日、上海市文化市場行政執法総隊がこのほど、モバイルゲーム「風林火山」の宣伝広告が違法であるとして処罰したことを明らかにした。これで、ネットユーザーの間で話題の的となった、日本の有名AV男優・加藤鷹がイメージキャラクターを務めたこのゲームに関する事件が一件落着となった。同時に、増加の一途を辿っているオンラインゲームの違法宣伝に警鐘が鳴らされたといえよう。新華網が伝えた。

 文化部文化市場司は今年2月、モバイルゲーム「風林火山」の広告宣伝が違法であるという市民からの告発を受理、調査・処分のために上海市文化市場行政執法総隊に案件を移送した。調査の結果、上海玩客網絡科技有限公司は、日本のAV男優・加藤鷹をイメージキャラクターに起用し、わいせつな内容を帯びた違法CM動画を制作、同社が運営するモバイル・オンラインゲーム「風林火山」の宣伝に使用したことが明らかになった。また、同社は未許可でオンラインゲームの運営に携わり、同社サイトやアップル社のサイトApp Storeを通じ、同社が制作・公開したオンラインゲーム製品・サービスを一般ユーザーに閲覧、ダウンロード、使用させていた。さらに、ユーザーにオンラインゲーム用仮想コインを販売し、収入を得ていた。上海総隊は法律にもとづき、同社に対して違法オンラインゲームサイトを即刻閉鎖し、違法CM動画の配信を停止し、文字・動画・検索・画像・実物製品など、「加藤鷹」に関係するあらゆる宣伝活動をすぐに停止するよう命じた。

 上海総隊は今年3月、オンラインゲームの違法経営および違法広告宣伝活動を行ったとして、総額17万2千元(約283万円)の罰金を支払うよう、同社に命じた。

 文化部文化市場司の担当者は、「文化部は2010年、オンラインゲ―ム管理暫定弁法を制定・施行した。色情、賭け事、暴力、賭博を広く宣伝する内容および社会公徳に背く内容を含むオンラインゲームの広告宣伝は違法行為と見なされ、違反者は処罰の対象となった。文化部はここ数年、たびたび『ブラック・リスト』を発表し、オンラインゲームの違法な広告宣伝活動の一斉取り締まりを実施した。北京、上海、浙江、広東各地の総合法律執行部門は続々と事件を摘発・処分し、この種の違法行為に大きな打撃を与えた」と述べた。

 モバイル・オンラインゲームの流行に伴い、ゲームの違法宣伝広告も増加傾向にある。一部のオンラインゲーム企業は、蒼井そら、波多野結衣、滝澤ローラ、小澤マリア、加藤鷹など日本のAV俳優を起用し、さまざまなオンラインゲームのPRイベントを行ってきた。それらの多くは、お色気とは無関係のイベントだったが、国内オンラインゲームの全体イメージはかなりのダメージを受け、オンラインゲーム業界の健全な長期的発展にマイナス影響が及んだ。オンラインゲーム企業は自律意識をより高め、ゲーム製品自体の質の向上を図り、商品を「お色気」でアピールすることで危険な「エッジ・ボール」を打つのは止めるべきだ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年3月28日

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