中国鉄路総公司はこのほど、京滬(北京―上海)高速鉄道、京広(北京―広州)高速鉄道の頭文字が「G」で始まる高速列車の一部で、ビジネス席、特等席、一等席を対象とした運賃割引キャンペーンを実施することを明らかにした。割引率はほとんどが2割引(最大3割引)で、二等席も初めて割引の対象になると見られる。人民網が伝えた。
鉄道切符予約購入の公式サイト「12306」に掲載された公告によると、今回の運賃割引期間は2014年4月14日—17日、4月21日—24日、5月4日—8日、5月12日—15日、5月19日—22日、5月26日—29日、6月3日—5日、6月9日—12日、6月16日—19日、6月23日—26日。つまり、5月1日からの労働節(メーデー)休暇、端午節の小休暇を除き、毎週月曜から木曜まで割引切符が販売されることになる(金曜から日曜は割引なし)。
割引率を見ると、鉄道部門が発表した90本の割引対象列車のうち、北京南駅と南京南駅を結ぶG205/G206が3割引になるのを除き、その他の列車は2割引となる。北京南駅発、上海虹橋駅着のG105を例とすると、ビジネス席で350元(約5800円)の割引、一等席は187元(約3100円)の割引となる。
なお、公告では二等席の割引について触れられていなかったが、4月14日のG205の二等席料金を見てみると310元(約5100円)となっており、原価の443.5元(約7300円)と比べると3割引になっていた。ただし、同列車のビジネス席と一等席は原価が表示されており、割引価格の表示はなかった。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月30日