中国民政部(省)が主管し、一人っ子の子供を失い困窮している高齢者を対象にサービスを提供する「慈孝特困老人救助基金会」がこのほど、北京に設立された。人民日報が報じた。
同部の竇玉沛・副部長は同基金会の設立セレモニーで、「シルバー事業の発展や計画出産政策実施を背景に困窮している高齢者のサポート促進の過程では、社会の力を動員・サポートして、公益慈善組織が役割を十分に果たせるようにしなければならない」と述べた。
同基金会の韓学臣・理事長によると、同基金会は直接的なサポート以外に、コミュニティへのサポート委託やシルバー事業機構を通じたサポート、一人っ子の子供を失った高齢者を対象にした老人ホームの建設など、さまざまな方法を通して、一人っ子の子供を失った高齢者の生活や精神的サポートを提供する。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月2日