2014年4月17日  
 

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中国人観光客の9割が「Wi-Fi依存症」

 2014年04月17日16:01
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 旅行業界では「無料Wi-Fi接続サービス」競争がますます加熱しており、各旅行社は、機内・ホテル・観光名所・観光都市などで続々と無料Wi-Fi接続サービスを打ち出している。国内で初めて海外ツアー客を対象に無料Wi-Fi接続サービスを提供した携程旅行は、このほどアンケート調査を行い、その結果を「2014年海外旅行無料Wi-Fiサービス調査報告」に取りまとめた。これによると、海外旅行者の90%は、「無料Wi-Fi接続サービスは、旅行中に絶対不可欠なサービスだ。ツアーを選ぶ際には、同サービスが提供されているツアーを選ぶ」と回答した。また、72%が「無料Wi-Fi接続サービスによって、携帯・スマホによるネット接続率が2倍以上になった」としている。「海外旅行中に携帯・スマホでWi-Fiに接続して、チケットなど旅行関連商品の予約をする」と答えた人は26%に上った。人民網が報じた。

 調査によると、「海外旅行中に、ツアー会社が提供する無料Wi-Fi接続サービスを利用したことがある」と答えた人は49%で、利用時の満足度は98%に達した。携程旅行が提供している無料Wi-Fi接続サービスは、世界100カ国・地域をカバーしており、今年の試行開始以来3月末までに、3千以上のツアーに参加した9万人あまりが同サービスを体験した。

 調査担当者は、調査の結論として、以下3点を挙げた。

 1.中国人観光者は、もはや「Wi-Fi依存症」を患っている。無料Wi-Fi接続サービスは今や、海外旅行にとって必要不可欠なサービスとなった。

 2.無料Wi-Fi接続サービスの登場により、観光客の旅行や消費の方法に極めて大きな変化が生じ、観光業におけるモバイル・ネットワーク時代の到来が加速された。

 3.無料Wi-Fiサービスの提供は顧客の増加に直結する。各旅行社にとって、無料Wi-Fiサービスの内容充実が、業界競争を勝ち抜く重要な鍵となっている。海外旅行での無料Wi-Fiサービスが当たり前となった今では、この方面で遅れを取っているツアーは、観光客によって淘汰されるだろう。

 今回のアンケート調査は、3月中旬に国内78都市の観光客数千人を対象に実施された。調査対象者のうち、20歳から40歳の年齢層が68%を占めた。

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