新たな研究により、結婚相手を選ぶ時に男性は相手の外見を重視するのに対して、女性は経済力のある相手を選ぶ傾向があることがあきらかになった。英国デイリー・メールが3日伝えた。
「Evolution and human behavior」誌で発表されたこの研究では、若い男女数百人を対象に結婚相手選択の基準いついて調査している。調査項目には魅力や財産、向上心、愛情、知能などが含まれている。調査結果によると、多くの男性は結婚相手を選ぶのに外見やスタイルの影響を受けるのに対し、女性は相手の財産や向上心を重視することがわかった。
現実でもこうした例は多い。例えば「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジョーダン・ベルフォートは美女が大好きで、美女たちも彼の財産目あてに集まってくる。富豪のバーニ・エクレストンやヒュー・ヘフナーの身辺でも美女には事欠かない。メディア王、サイモン・コーウェルは数多くの美人のガールフレンドがおり、欧州で1億4800万ポンドの宝くじを当てたアドリアン・ベイフォードさんは、大金を手にした後、新たなガールフレンドと交際を始めている。
研究論文の著者の一人は、同研究はなぜ我々がこうした「非合理的」な決定をするのかを追求した点にあると語る。「女性と子孫について言えば、貧しい人あるいは愛情に欠けた父親を選ぶと、深刻な結果をもたらすことになる」。
同研究はカナダ・モントリオールのコンコルディア大学で行われ、研究者は被験者に対して、結婚相手となる可能性のある人の特徴を詳細に説明し、同時にプラス面とマイナス面の説明も行った。結果、男性にとっては魅力的な顔とスタイルが重要で、女性は相手の「経済力」と向上心を重視することがわかった。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月6日