8日開業した北京南駅都市空港ターミナルビルの電子掲示板で、天津空港発着便の情報が表示されている。 |
天津海浜国際空港の北京南駅都市空港ターミナルビルが8日、正式に営業を開始した。利用客は、航空券の購入、払い戻し、搭乗手続きなどを新しくできたターミナルビルで行うことができる。北京南駅を経由して天津空港から航空機を利用する旅客や、京津(北京-天津)都市間鉄道で天津空港から北京に入る旅客は、北京南駅と天津空港を結ぶ交通手段を無料で利用できるようになった。新京報が伝えた。
天津空港の担当者は、「試行期間中、某航空会社が旅客送迎サービスを無料で提供した。サービス対象範囲は、5月に段階的に拡大される見込みだ。6月1日から、北京と天津空港を行き来する旅客に対して同サービスを全面的に適用できるよう、急ピッチで体制を整えている」と述べた。
天津空港の閻欣総経理は、「京津冀(北京、天津、河北)一体化を進めるうえで、3地方間の交通網の整備促進が最優先課題となっている。今後は、唐山、保定、廊坊などに都市空港ターミナルビルを開設する」と話した。
また、閻総経理は、「北京、天津、河北都市間鉄道の延長整備工事は、3年後に完成の予定。その時には、北京南駅から天津空港までの所要時間は、わずか45分に短縮される」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月9日