2014年5月13日  
 

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夜間照明が子供の発育早める? 動物実験はリスク示唆

 2014年05月13日13:41
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 子供が暗い部屋で寝るのをを怖がるため、小さなナイトライト(保安灯)を買ってあげたい。でも、ナイトライトを使うと、子供の成長が早まるなど、発育に影響が出るという見方がネット上にあり心配」——。そんな保護者も少なくないだろう。ネット上を見ると、確かに、夜間の照明が子供の正常な発育に影響を及ぼすという見方が存在している。このような情報は本当なのだろうか?子供が暗い部屋を怖がる場合、どうすればいいのだろう?金陵晩報が報じた。

 動物実験は発育が早まるリスク示唆

 南京市児童病院の内分泌科の専門医、劉倩琦医師は、取材に対して次のように説明した。

 「ナイトライトが子供の発達を早める」という見方があるのは、光線が「視床下部、脳下垂体、内分泌系」に影響を与える可能性があるからだろう。うち、よく言及されるのはホルモンの1つメラトニンで、これは人のバイオリズムや睡眠、成長、老化と関連している。医学界でも、メラトニンの分泌により、性腺刺激ホルモンの増加による思春期早発が避けられると考えられている。メラトニンの分泌は光により抑制される。メラトニンは、夜、暗くなってくると分泌量が増え、光を浴びると分泌量が減少する。
 
 上記の理由から、浴びる照明光の量が多すぎると、子供のメラトニンの分泌量に影響を及ぼし、早熟のリスクが高まるとの見方がある。また、マウスが照明光を長時間浴びると、発育が早まることを示す動物実験もある。しかし、照明光の人に対する影響を示す、本格的な研究データはまだない。また、一連の関連報道もあるが、否定的な見方も存在する。

 「このように、夜間照明は関連のリスクを高めるというのが、今存在する1つの見方。医師達は、念のため、子供が夜間に長時間照明光を浴びることがないよう、保護者達に呼び掛けている」と劉医師。

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