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更新時間:17:28 Dec 05 2008
四川大地震の巨額支援金をいかに管理するか(2)
 ▽多くの法律が施行 付け入るすきを与えるな

 地震で深刻な被害を受けた四川崇州市鶏冠山郷の被災者避難場所には、「震災支援資金物資支給公示板」という人目を引くプレートが立てられている。公示板には、支援物資の支給量・支給先・受取人などの情報が、おむつやハムなどの小物にいたるまで詳細に記されている。同郷規律検査委員会の王暁宏書記によると、被災者に支給される物品は、大きいものはテレビから小さいものは卵1個まで、全てこの公示板で公表されるという。

 四川大地震は崇州市25郷・鎮の30万人以上に被害を与え、直接的経済損失は100億元を超えた。あらゆる支援資金・物資の有効利用を確保するため、崇州市政府は5月14日から、「震災支援物資管理弁法(暫定)」「震災支援資金管理弁法(暫定)」「支援物資支給に関する地震災害救助指揮部の指示についての通知」「震災救助活動の関連規律を再確認するための緊急通知」など10項の緊急文書を打ち出し、さらに全市25郷・鎮の管理制度と作業プロセスの全てを壁に張り出して公表した。崇州市民政局の鄧蓉剛・副局長は、「民政部門の支援物資支給にあたっては8つの審査手順を経なければならず、1つの手順が欠けても物資を受け取ることはできない」と語る。

 同様の措置は四川省の震災地のどこでも見ることができる。四川省震災支援資金物資監督検査指導グループの担当者によると、四川省政府は、「社会全体に告知し、人々の信頼を得る」「基層部まで監督し、郷・鎮までカバーする」との方針を明確にしている。四川省の関連部門は地震発生まもなく、支援資金・物資の受け取りと支給を担当する11の省級部門と震災被害の深刻な6市・州に監督チームを派遣した。さらに350人の幹部による87チームを組織し、被害の深刻な39の県と390余りの郷・鎮に派遣し、監督と検査を行った。また省規律検査監察機関は一般市民から308人の社会監督員を募集し、これらの監督員は各震災地へ自ら出向いて検査活動を展開した。

 四川省は9月15日までに、震災救助期間中に規律や法律に違反した党員・幹部・関係者172人を取り締まった。この中には庁級幹部1人と処級幹部8人も含まれる。四川省党委員会の劉奇葆書記は、「プロセスの透明化は最良の防腐剤だ。全社会の力を引き出し、資金・物資監督の全過程に参加してもらい、庶民の目の届くところで全てが行われるようにしなければならない」と述べている。(編集MA)
 
 「人民網日本語版」2008年10月17日
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