中日の国民感情が悪循環を脱するには(3)日本メディアを通じて民間活動を展開 ■日本メディアを通じた民間活動はどのように展開するか
過去2年間にも、中日関係にはいくつかの明らかな欠陥があった。第1に、両国間の枠組がまだ成熟の域に達しておらず、引き続き努力が必要なこと。第2に、双方の国民感情がまだ互いをよく知らず、政治上のなにか一点で小さな風波が立っただけで、ただちに燎原の火となって燃え盛りかねないことだ。
こうした情況の下では、双方の国民感情と世論の反応を引き続き正しく誘導することを、両国共同の努力目標とすべきだ。もちろん、両国間の国民感情の改善は、最終的には、青年交流を初めとする大規模な民間交流に依拠すべきだが、現在の青年交流の規模と数量は、両国関係への静かな感化の力が明らかに小さすぎ、大幅な増加と強化が必要だ。【文:邱鎮海・鳳凰衛視(フェニックステレビ)論説員】(編集NA)
「人民網日本語版」2008年11月10日