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更新時間:10:55 Sep 19 2008
「実家によく顔を出すこと」 この規定、功を奏す?
 遼寧省人民代表大会常務委員会はこのほど、「遼寧省高齢者権益保障条例」を審議・採択した。同条例の第31条には、扶養者は高齢者の精神面の介護を履行する義務があり、高齢者と同居していない人でも、常に顔を出したり、見舞ったりするべきだと明確に規定された。高齢者の精神面の介護に対する扶養者の義務を盛り込んだ地方条例は全国でも初めて。10月1日から施行される。

 遼寧省人民代表大会法制委員会の李小平・主任委員によると、条例はあわせて37項目。権益保障や優遇政策、その適用年齢の範囲がこれまでよりも広がった。同条例は制定2カ月前に、現地メディアに公表し、条例の草案について一般社会の意見を求めた。この知らせが告知されると、メディアや社会で大きな反響を呼び、様々な討論が巻き起こった。

 遼寧省には60歳以上の高齢者が総人口の14.7%を占める、631万人を数え、全国でも高齢化が進んだ省に入る。とりわけ近年は家庭の構造や仕事のスタイルなどの変化により、数多くの「空巣老人(老夫婦だけの家庭や一人暮らしの高齢者)」や「留守老人(家族が出稼ぎに出ている間、留守番をする高齢者)」が増えてきている。

 遼寧省人口計画出産部門が最近行った調査によると、「空巣老人」にしても、「留守老人」にしても、病気になっても看病する人がいない、問題があってもすぐに対応できない、身近に親類がいない、精神的な拠り所がないといった問題を抱えている。これら高齢者の最大の願いは、「わが子の顔を見る」こと。その次に、より多くのコミュニティサービス、より良い医療サービス、ボランティアサービスなどを希望している。

 同条例が採択されると、「複雑な家庭の事情を規定で解決できるのか?」との疑問の声もあれば、「援助の手が高齢者に差し伸べられ、温かい家庭が戻ってくる。お堅い規定も親切になったものだ」と支持する声もある。(編集KA)

 「人民網日本語版」 2008年09月19日
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