解説

反補助金措置

「概説」

　反補助金措置とは、一国の政府又は国際社会が本国経済の健全な発展を守り、公平な競争秩序を維持するため、又は国際貿易の自由な発展のために、貿易補助金に対して必要な制限措置を講じることを指し、具体的な措置には臨時措置、反補助金税の徴収などが含まれる。反ダンピングと反補助金の最大の違いは、反ダンピング措置は個々の企業の生産経営行為に対して実施されるのに対し、反補助金措置は国の政策面に対して実施される点、つまり、他国の政府のやり方に矛先が向けられる点だ。

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