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中国は世界経済の「けん引役」にはなれない (3)

 ▽自国の力に相応する責任を負うのみ

 徐副部長は「中国はまだ発展途上国である。自国の経済発展段階に相応しい責任を負うべきだ。中国は国際社会およびグローバルガバナンスの積極的な参加者・推進者ではあるが、指導者ではない。これ以上の責任を負う能力は無く、自国の力と相応の責任しか負うことはできない。中国経済は世界2位だが、1人あたりの規模と資源保有量で見ると100位以下だ。中国がまず、自国のことをしっかりと行うことが世界に対する貢献となる」と強調した。

 国務院発展研究センター・マクロ経済研究部の張立群氏は「全体的に見て、十数億人の人口を抱える中国の発展には困難や試練が非常に多い。中国は世界経済の中では発展水準が低い国であり、あまり大きな責任を負わせるのは不公平」と指摘。また、「中国の成長を客観的に評価し、中国が負うべき責任を客観的に確定すべき。世界経済の結びつきがますます強くなる中で、中国は徐々により多くの責任を負うようになる。ただし、相互協調とバランスは必須だ。でなければ中国経済の持続的発展にも、世界経済の発展にも不利である」と述べた。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年1月14日 

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